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Sally Milne-Artist

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カバ樹皮(Birch Bark)は、何百数年も前にアルゴンキンインディアン(北米インディアン)によって完成された真の固有の芸術形品です。この芸術形はカバ樹皮を数回折り重ねることにより、三角形のくさび型を作り出し、デザインしたものから成ります。

時に、それは人類学者らによって、歯型の象形文字 "biters" と呼ばれ、 自然をテーマとする昆虫、花、鳥などをモチーフに描かれていることでも知られています。この作業を完成させるためにはちょっとした問題があります。それは適切な樹皮を探し出すという点です。カバ樹に自然にできた亀裂から次第に 全体が割れてしまうことがあるからです。同じ理由によって、大型の作品を製作することは非常に困難といえます。
 一度作家が適切な破片を見つけてきたとしても、そこから層に分離されることが多々あるようで、極めて時間と忍耐を要する作業なのです。精密にカバ樹皮を折り重ねた後に、作家は挟み込む作業に取りかかります。個々に挟み込んだ樹皮の破片の圧力の変化によって、樹皮上に濃淡や手触りの違いを作り、デザインを施します。 それらを広げた時に、そこにはシンメトリックで美しい彫刻が生まれるのです。 milne3sm.JPG (8214 bytes)
milne2.JPG (8723 bytes) 伝統的に、この芸術形式は各少数民族の中のごく限られた人の手によって製作されていました。
今日於いても、この芸術形式を施せる人は非常に少ないのです。
都市化が進むにつれて、カバ樹皮のアートは希少な芸術となりつつあります。
この (Birch Bark Biting ) のクリエイターである、サリー・ミルン(Sally Milneはラ・ロンジ ( La Ronge) の街に長い間居住しています。彼女はカナダにおける主要な地元作家のひとりとして承認されています。  milne1sm.JPG (7705 bytes)

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